プリンターで断捨離

こんにちは。

私は1970年に生まれました。

The昭和。

携帯電話など夢の夢。

日本にはまだマクドナルドがなかった時代。
(1971年、東京銀座三越1階に日本第1号店オープン)

そんな私の幼少期・・・

1/電車、バス・乗用車などににエアコンなし、扇風機のみ

2/レジ袋などありません、スパーは茶色い紙袋

3/オイルショックの影響で日曜祝日、ガソリンスタンド自主休業

4/学校、町内会などでは名前・住所・電話番号など記載された住所録配布は極普通

 

そんな中、時代は昭和から平成となり30年。

もう30年。

平成になったのはついこのあいだのように思えますが・・・。

今は平成元年以降に生まれた方々が社会の中心ですが、その平成生まれの人と話すると面白い!

何が?

それはジェネレーションギャップ。

これもひとえに老けた証拠。

 

まず、固定電話。

・電々公社(現・NTT)から電話加入権を購入後家に固定電話を家に引けた

・さらに、通話以外に時報や天気予報なども聞いていた

と言うと平成生まれの人は「へぇ〜、知らなぁ〜い」・・・と。

 

 

続きまして、国鉄(現・JR)のお話をすると。

こここ・国鉄?

何ですかぁそれ?

今のJRよ。

と言うとまたもや「へぇ〜、知らなぁ〜い」・・・と。

対する私は、へぇ〜〜〜、知らな〜いのぉ〜!を連発。

 

 

そして何やら現在若者の間ではインスタントカメラの「チェキ」が流行っているような、ないような・・・

昭和世代で言うと「ポラロイド」。

インスタントカメラの代名詞ですね。

 

撮影後カメラ手前の口部分からベロ〜んとすぐに写真が出て来ます。

表面が少しウエッティーな状態で出て来ますので、出て来た写真をペラペラペラと軽く振り振りし乾かす動作はおなじみのもの。

このような紙焼き写真、デジカメ世代の方にはメチャクチャ新鮮に映るようで・・・。

私には「へぇ〜、そうなんですかぁ〜」ってな感じですが。

そんな紙焼き、昭和世代のご家庭には今でもたくさん残っているのでは?

 

その写真、アルバムにしまっていると思うのですが見返していますか?

ほとんど見返していませんよね?

だいたいそんなものです。

しかしこれ、結構なスペース取ってませんか?

大体は個人的な記念写真ばかり。

処分するにも躊躇しますよね。

あの世に持っていくこともできませんし、そのような写真を残されてもご家族が困るかもしれません(笑)

 

 

そこで提案。

紙焼き写真、デジタル化・・・しませんか。

私は全てスキャニングし紙焼き写真は全て処分しました。

おかげで収納スペースも広がりました!

このスキャニング、ご家庭のプリンターで行えます。

 

私が使用しているプリンターはこれ↓

エプソンEP-879AB

 

 

 

写真をセットしプリンター付属のスキャニングソフトを立ち上げます↓

普通サイズの写真を間隔をアケ4枚置きます。

これを1回でスキャニングします。

特に4枚と決まっているわけではありません。

原稿台のサイズによりますが、余裕を持って置くことで後述します「取り込み枠」の設定がしやすくなります。

 

 

 

ソフトを立ち上げるとこのような画面が現れます↓

 

 

 

 

ソフト画面のプレビューボタンをクリック↓

 

 

するとプレスキャンされた画像が右側の表示スペースに現れます↓

 

写真の傾き、写真汚れなどは最終的にはフォトショップで修正します。

その方が楽です。

このままスキャンボタンを押せば4枚の画像がそれぞれスキャンされる・・・

と思いきやそうは問屋が卸しません。

4枚が1枚の画像としてスキャニングされてしまいます。

そこでスキャナーにスキャニングする範囲を教えてあげます。

第一歩は、プレビュー画面内のどれか1枚の写真全体をドラッグします。

すると選択されたことを示す黒い点線枠がつきます↓

 

 

続いて右隣りの2枚目の写真をドラッグします↓

すると1枚目にドラッグした写真は黒点線枠から黒実線枠に変わり、2枚目の写真が黒点線枠で囲まれます。

この作業を他の2枚でも行うと最後にドラッグした写真は黒点線枠、その他3枚は黒実線枠となります。

 

これでスキャニングする「範囲」を設定することができました。

範囲・・・です。

ですので、この状態では最後に選択した点線枠の写真しかスキャニングされません。

1回で4枚の写真をスキャニングしたいので実線で囲まれた部分も点線枠(選択されている)に変える必要があります。

それには以下のように「4」と表示されているボタンをクリックします。

カーソルを「4」の上に持っていくと「全ての取り組み枠を選択」と表示されます。

この4は、「取り込み枠が現在4つありますよ」という意味の4です。

ですので写真が2枚で先ほどと同じアクションで選択していくとこの数字は「2」となります。

この4と表示されている場所をクリックすると現在実線で表示されている写真が全て点線枠に変わります

 

しかし、このボタン反応がいまいち。

ではどうするか。

「command」キーを押しながら実線枠の写真をクリックしていきます。

すると4枚の写真全てが点線枠となります。

これで1回のスキャニングで4枚の別々の画像を得ることができます↓

 

それでは「スキャン」ボタンをクリックしてみましょう。

 

するとスキャニング中は「スキャン中」と何枚目かを示す「分数表示」表示されます↓

 

 

 

そしてスキャンが終了するとこのような画面が表示されます↓

 

左の↑「編集」ボタンを押すと↓

画像の回転ができます

 

「追加」ボタンを押すと↓

再度スキャンが始まります。

同じ設定でスキャンされますのであまり使わないボタンです。

 

 

そして「保存ボタン」↓

これは設定した数値、保存場所にスキャン後の画像が保存されます。

 

 

ここまではスキャン方法について記述しました。

それではこの作業で一番の「肝」となる項目をご紹介します

それは設定する「解像度」です。

スキャニングする解像度・・・いくつ?

ですよね。

 

これが元原稿となるサービスサイズの写真↓

 

これを、それぞれ解像度50、100、300、600、1200 dpiのJPGでスキャニングしてみました。

50dpi↓
(ファイルサイズ70KB)

 

100dpi↓
(184KB)

 

300dpi↓
(1.2MB)

 

600dpi↓
(4.7MB)

 

1200dpi↓
(25.7MB)

 

 

そしてさらに違いがわかるように顔の部分をA0サイズ(841×1189mm)に拡大した画像がこちら↓

50dpi↓

 

100dpi↓

 

300dpi↓

 

600dpi↓

 

1200dpi↓

 

このような結果となります。

50dpiでスキャニングするとデータ量は軽くなりますが大伸ばし時には十分な画質が得られません。

300〜1200dpiでは大伸ばし時でもそれぞれの違いはそれほどありませんがデータ量に違いが現れます。

ですので間をとって600dpiでスキャニングしておくことをお勧めします。

 

 

 

最後に、高解像度でデジタル化し保存する本当〜〜の意味は・・・

それは、自身のお葬式写真にも使えますよ(キャ〜〜、怖)

怖いですね〜、怖いですね〜、怖いですね〜〜〜

 

ははは!怖くはありませ〜ん。

自分のお葬式の写真ぐらいは自分で決めておかないと・・・ね(笑)

 

以上スキャニングのススメでした。

【終】

 

 

 

 

 

 

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